【Titleist VOKEY SM10】ウェッジの試打動画・評判まとめ
結論:迷ったら「56°はFグラインド」、開く・柔らかく打つなら S・K・M・D・T
ボーケイ SM10 は、同じロフトならどのグラインドでも構えたときの顔が同じで、ソールの形だけで選べるウェッジです。8本の試打動画では、「まず基準になるのは F グラインド」という意見が目立ちました。ロフト別の選び方を、先に整理します。
| グラインド | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| F | ソールがフルで、いちばん万能。フェースを開かずまっすぐ構えて、ソールを当てればクラブが滑ってくれる | アプローチやバンカーで悩んでいる人。迷ったらこれ |
| S | 後ろを少し削った形。開いたときに邪魔になりにくく、まっすぐ構えてもよい | 少し開いて打つ場面がある人 |
| K | 幅広のソールで、お助け感が強い。ローバウンス版もある | ざっくりが怖い人、柔らかい球を楽に打ちたい人 |
| M・D・T | ソールを削った形。Dはバウンスを残して開きやすく、Mはさらに削り、Tは細くて薄い | フェースを開く人、硬い地面や薄い芝が多いコースで打つ人 |
「迷ったら 56°の F、ロフトを増やすなら54°の F も」という意見が、複数の動画に出ていました。なお、内容は各動画の出演者の感想であり、飛距離や弾道を保証するものではありません。
動画一覧
タイトリスト『VOKEY DESIGN SM10』F/S/Kグラインド 試打インプレッション試打ラボ しだるTV
タイトリスト『VOKEY DESIGN SM10』M/D/Tグラインド 試打インプレッション試打ラボ しだるTV
タイトリスト『VOKEY DESIGN SM10』54°特集試打ラボ しだるTV
タイトリスト『VOKEY SM10 Kグラインド ローバウンス』試打インプレション試打ラボ しだるTV
【タイトリストSM10】試打レビュー&ウェッジの選び方を詳しく解説TSURUYA GOLF
プロ使用率No.1を誇るウェッジ界の王者から10代目が登場!タイトリスト「ボーケイSM10ウェッジ」スポナビゴルフ
【新ウェッジ】タイトリストSM10でラウンドしたら、めちゃくちゃ最高でした!Roto GOLF
ボーケイSM10を試打しながらウェッジの選び方を完全解説 〜ロフト・バンスの選び方〜しんのゴルフch
詳細
SM10 の基本情報
メーカーの公式発表をもとにした、基本的な情報です。
- 発売日・価格: 2024年3月8日発売。シャフトはダイナミックゴールド、BV105、N.S.PRO 950GH neo から選べ、いずれも税込27,500円。
- ロフト: 46°、48°、50°、52°、54°、56°、58°、60°、62°の9種類。
- 仕上げ: ツアークローム、ニッケル、ジェットブラックの3種類。
- 溝: ロフトごとに設計した TX9 グルーブ。スピンミルド加工と溝の間の微細な加工で、スピンを増やす。
- 重心設計: 46°〜52°は、ヘッドをやや小ぶりにして重心をフェース中央付近に。54°〜62°は、重心を高く前に寄せ、リーディングエッジに丸みを持たせて、開いても違和感が出にくい形に。
- 顔: 同じロフトなら、グラインドが違っても構えたときのプロファイルは同じ。
試打動画のまとめ
並びは、上の動画一覧と同じです。
1. 試打ラボ しだるTV:F / S / K グラインドの試打
- 56°の F が基準。面が地面にドンと当たってうまく抜けてくれるので、アプローチに悩んだら、まずこれをぶつければグリーンに乗る、という感覚。バンカーも出しやすい。
- S はバウンスを少し減らして後ろを落とした形。フェースを開いたときに邪魔になりにくく、開く量が多いほど S が合ってくる。ただし、普通に打つなら56°の F で、ほとんどの場面は処理できる、という話。
- K は58°で試打。幅広のソールでゆるやかに地面に当てると、勝手に滑ってくれて、柔らかい球が打ちやすい。右に置いて短く持つ打ち方より、真ん中から左目に置いて開く使い方に向く。
- 前作比では、ヒール側が低くなり、重心がわずかにセンター寄りに。54°〜62°は、重心が少し高く、前になったという説明。
2. 試打ラボ しだるTV:M / D / T グラインドの試打
- 58°の M・D・T を打ち比べた。Mは、以前は苦手だったが、使い方が分かって好みに。球が柔らかく、スピンが入る。
- D は M よりバウンスの効果があり、抜けがよい。地面が柔らかいコース用に、M と D を持っておくのもよい、という意見。
- T は細く薄いソールで、バウンスが地面と干渉しない。ボールだけを拾いやすく、球が柔らかい。ただし、まっすぐ構えると刺さりそうな怖さがあり、開いて使うのが前提。
- 今回の試打では、結局どのグラインドも欲しくなる、という感想。選ぶ基準は、地面のかたさと、開く頻度。
3. 試打ラボ しだるTV:54°特集
- 54°を、F・S・D・M で打ち比べた動画。54°は、フルショットからアプローチまで使える。58°や60°を使わなくても、グリーン周りは処理できる。
- 54°の F は、いちばんオートマチック。ソールがきっちり当たって、球の高さがそろいやすく、距離感も合わせやすい。
- 54°の S は、少し開いたり、柔らかい球を打つこともできる。D はバンカーでも使いやすく、M は柔らかい球が打てる。
- 結論は、基本はFでよい。慣れて柔らかい球を打ちたくなったら、S・D・M を試す、という流れ。
4. 試打ラボ しだるTV:K グラインドのローバウンス
- K グラインドのローバウンス版を、58°と60°で試打。幅広ソールのまま、バウンスは少なめ。
- 表記より、実際のバウンスは少し多めに感じる。それでも、くぐる感じはなく、ソールの頂点が後ろにあるぶん、前に出る力が助けてくれる。
- 硬いバンカーや、砂の少ないバンカーでは、ハイバウンスの K だと跳ねやすい。ローバウンス版なら、跳ねにくいという見方。
- 開かずにまっすぐ置いて構えるだけで、柔らかい球が打てる。ふわっと打ちたいが、シャープなウェッジは怖い人に勧められる、という結論。
5. TSURUYA GOLF:SM10 の進化点とセレクターの体験
- SM10 の進化点は、低めの弾道、打感、スピンの最大化の3つ。52°以下はロフトの立った形でアイアンとのつながりを意識し、ヘッドも少し小ぶりでシャープになった。
- 溝は46°〜54°と56°〜62°で形が違う。ロフトに合わせた設計という説明。
- タイトリストのウェッジセレクター(ウェブの診断ツール)で、2人が自分に合うグラインドを診断し、試打。バンカーが得意で開かない人は、58°の K を選んだ。状況で打ち分けたい人は D を選ぶ結果になり、普段使っているウェッジと一致した。
6. スポナビゴルフ:クラブフィッターによる解説
- SM10 は、最大のスピン量を安定してかけることを軸にした設計。ロフトごとに溝を専用設計し、立ったロフトは重心をセンター寄りに、寝たロフトは重心を高く、前に寄せている。
- グラインドの種類とロフト・バウンスの組み合わせが多く、迷うほど数があるが、それだけ自分に合うものを選べる、という見方。
- メーカーのフィッティングは、ピッチングとの距離差から決めてくれるため、安心して選べる。前のSMを使っている人も、溝がすり減ったなら新しいモデルが有利、という話。
7. Roto GOLF:購入してラウンドで試打
- 60°のTグラインド(バウンス4°)、54°のF(14°)、50°のF(12°)を購入し、コースで使ったレビュー。
- 60°のTは、冬の薄い芝でも拾いやすく、構えたときにフェースがすっと地面につく。ピン近くまで寄せる場面が多く、チップインも出た。一方、バンカーでは刺さる感じがあり、開いて薄めに入れると良かった。
- 50°と54°のFは、フルショットで安定。ピンの近くに止まり、打ちやすいという評価。
8. しんのゴルフch:ロフト・バウンスの選び方
- 選び方の軸は、ピッチングの飛距離。ピッチング130ヤードの人が、100ヤードちょうどを打てるロフトを探すと、54°が約100ヤード(52°は109〜113ヤード、56°は90〜98ヤードで、狙いにくい)。50°が約115ヤードで、ピッチングとの間を埋めた。
- 54°はフルショットからピッチ&ランまで使う想定。グラインドは F・S・D・M の4種類で、開いたり閉じたりして使うなら D または M。バンカーも使うなら D、硬いフェアウェイで開いても浮かないほうがよいなら M、という整理。この動画では、54°は M を選んだ。
- 50°は F。ダウンブローで打つなら大きめのバウンス、レベルに打つなら小さめがよい、という説明。
- 60°は D・M・T を打ち比べた。D は滑る安心感があり、柔らかい地面やラフ、バンカーに向く。一方、硬い地面では弾きやすい。M は抜けがよく、硬い地面や薄いライに向く。T は開いたときの抜けが最もよく、20ヤードを柔らかく打ちやすいが、フルショットではミートが難しい。
- この動画のセッティングは、50°F・54°M・60°T。フルショットが中心の人は、58°・60°も D や M のやさしいものがそろえやすい、という意見。ストロングロフトのアイアンなら、48°・52°・56°の3本構成も参考になる、という話。
評価ポイントの要約
構えやすさ・顔
- 同じロフトなら、グラインドが違っても構えたときの顔は同じ、という点を評価する声が複数あった(動画1・2・5)。
- ボーケイらしい、シンプルで変わらない顔に安心感がある、という意見(動画1)。
スピン・打感
- 全般に「スピンがしっかり入る」という評価(動画5・6・7)。むちっと柔らかい、ボーケイらしい打感という感想もあった(動画2・4)。
- 54°のDは、強めの球が出る、という指摘もあった(動画3)。
グラインドの選び方
- 基本はF。ここから、開く量・地面のかたさ・バンカーの砂質で選ぶ(動画1・3)。
- 打ち込むタイプは大きいバウンス、ボールを拾うタイプは小さいバウンスを、という整理(動画5)。
- 季節やコースで最適なものが変わるため、バウンスの多い・少ないを組み合わせる使い方もある(動画4)。
ロフトの選び方
- 54°が使いやすいという声が多く、フルショットからアプローチまでをこなせる(動画3)。
- ピッチングの飛距離から逆算して決める方法が紹介された。130ヤードの人は、50°が約115ヤード、54°が約100ヤードだった(動画8)。
- 診断ツールやフィッティングで、自分の一本を探せる(動画5・6)。
どんなゴルファーに向いているか
- F が向く人: アプローチでざっくりやトップに悩んでいる人。難しいことを考えず、グリーンに乗せたい人。
- S・D が向く人: 少し開いたり、状況で打ち分けたい人。
- K が向く人: 開かずにまっすぐ構えて、柔らかい球を楽に打ちたい人。硬いバンカーが多いなら、ローバウンス版も候補。
- M・T が向く人: 開いて使うことが多い人。硬い地面や薄い芝のコースが多い人。
- 注意: ソール幅や削り方で、使い心地は大きく変わる。可能なら試打やフィッティングで確認したい。
まとめ
- 選び方: 迷ったら56°か54°の F。そこから、開く量とコースの地面に合わせて S・K・D・M・T へ。
- 特徴: 同じロフトなら顔が同じ。ソールの違いだけで、打ち方に合わせた一本を選べる。
- 性能: スピンがしっかり入り、ボーケイらしい柔らかい打感。
- ロフト: ピッチングの飛距離から、約100ヤード・約115ヤードを埋めるロフトを逆算して選ぶ。
- 注意点: M・Tなどの削ったソールは、まっすぐ構えると刺さりやすい。開いて使うのが前提になる。
中古で探すなら
ボーケイ SM10 は人気が高く、新品は価格が高めなので、中古を選ぶ人も多いクラブです。中古を選ぶときは、次の点を確認しましょう。
- グラインド: F・S・K・M・D・T のどれか。同じロフトでも、使い心地が大きく違う。
- ロフトとバウンス: 同じグラインドでも、ロフトでバウンス角が変わる。ピッチングとの距離差を考えて選ぶ。
- 溝の状態: スピン性能は溝の摩耗で落ちる。フェースの溝がすり減っていないか確認する。
- シャフト: 硬さと重さが、アイアンと合っているか。
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